ガジュマルは基本的に丈夫な植物だと思いますが、ある日ハダニが大発生してしまいました。
そのせいかこれまでトラブルなど無かったガジュマルが弱ってしまい、
葉も変な形のものしか出なくなってしまいました。
これが形の歪んだ葉ですが、新しい葉は全てこのように歪んで変色してしまうという状態でした。
そもそもガジュマルの生育環境が悪いため弱ってハダニがついたのか、
ハダニがついてガジュマルが弱ったのかという疑問はありますが、
暖かくなっても芽の動きが悪いため、とにかくハダニを駆除しようと考えました。
対策として様々なものを検討しましたが、最終的に毎日葉水をするという方法を採用しました。
これにあたり電動のスプレーを購入し、なにがなんでも毎日徹底的に全ての葉の表から裏まで水をぶっかけるという体制をとりました。
ここまでやるとさすがにハダニの姿もまばらになり、とりあえずは被害の拡大を防ぐことができました。
それでも翌日にはついているので、毎日葉水を続けざるを得ませんでした。
新芽も出ないしどうなるのか、もうダメなのかと思うこともありました。それがいつの間にかきれいな葉をたくさん出し始めていました(それが冒頭の写真)。
急に状態が良くなった理由としては、生育環境が変わったことが大きいのではないかと考えています。
これまでベランダで育てていたのですが、庭の雨ざらしになるところへ移動しました。
同時に葉水も中止したのですが、ハダニがつく気配はありませんでした。
直射日光もガンガン当たるのですが、葉焼けすることも無く、
状態が悪くなることもありませんでしたので、しばらく様子を見ることにしました。
そんな中、一気に息を吹き返したというわけです。
改めて考えてみると、ベランダの環境がガジュマルにとって良くなかった上に、
ハダニにとっては生育に適した環境だったというのが災いしたのではないかと思われます。
それを庭に移したことにより、雨が当たり、敵対する生物も豊富な状態になり、
少なくともハダニにとっては劣悪な環境になったと考えられます。
今回の一件は丈夫だということで油断して、不適切な環境で育ててしまった私が招いたことであり、大いに反省することになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿